特別講演・特別テーマ

 

  • R&Dにおける分光分析

10月28日(水)/ Wednesday, October 28 (A会場(Zoom)/ Room A (Zoom) )

10:00-10:40 (AIII-01)

ラマン分光法を用いた製薬関連試料の測定例
赤路佐希子1,柏木伸介2,野口慎太郎2,磯瑛司1 (1(株)堀場テクノサービス,2(株)堀場製作所)

10:40-11:20 (AIII-02)

分光・蛍光光度計を基盤とした新規試料観測技術の開発と応用事例

堀込 純((株)日立ハイテクサイエンス)佐藤 いまり, 鄭銀強(国立情報学研究所)

分光光度計および蛍光光度計は、従来、単点の分光特性を計測していたが、新たな取り組みとして試料室内にCMOSカメラユニットを搭載し、試料面内の分光特性の多点計測の試みとその応用について紹介する。

11:20-12:00 (AIII-03)

表面プラズモンセンシングのFano共鳴による超高感度化

井上 康志(大阪大学 生命機能研究科)

化学センサーあるいはバイオセンサーとして広く利用されている表面プラズモン共鳴を利用した光計測技術の感度を向上させる手法等について講演する。具体的には、金属薄膜および誘電体導波路から構成される多層膜構造を用い、表面プラズモンモードと導波路モードを結合させることで誘起するFano共鳴を利用する。講演では、2桁以上の感度の向上が期待される本手法の原理と実際などについて詳説する。