平成18年度 日本分光学会

第2回 近赤外分光部会シンポジウム

− 基礎研究最前線 −

 

 近赤外分光法は,定性・定量分析を中心とした分析化学的な応用に広く用いられている。そこではときとして分子分光学的な追求よりも分析現場での実用が先行し,例えば中赤外光や紫外光・可視光の領域の分光に比べると基礎研究への応用例がまだ少ないという印象がどうしてもぬぐいきれない。最近になって,近赤外分光法を用いた基礎研究もかなり増えてきた。今回のシンポジウムでは,近赤外分光法による基礎研究および基礎と応用をつなぐような研究のいくつかについて話題提供をいただくことを計画した。基礎研究の動向を知るためばかりでなく,応用のさらなる発展のきっかけを得る機会として,多くの方に参加いただけることを期待する。
主 催 日本分光学会 近赤外分光部会
共 催 近赤外研究会
日 時 平成19年1月29日(月) 10:00〜16:30(受付開始は,9:30〜)
会 場 東京大学(本郷)理学部化学本館5階講堂
(案内図:http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_06_07_j.html
プログラム
10:05〜10:40 高柳正夫(東京農工大学大学院共生科学技術研究院)
「近赤外分光法で見る混合溶媒の不均一性」
10:40〜11:15 岩橋槇夫(北里大学理学部)
「近赤外分光法による脂質溶液の水素結合の研究」
11:30〜12:05 谷口吉弘(立命館大学理工学部)
「近赤外分光法からみた水および水溶液の構造」
12:05〜12:40 戸野倉賢一(東京大学環境安全研究センター)
「近赤外吸収分光法によるHO2ラジカルの検出と反応追跡」
13:50〜14:25 赤井伸行(東京工業大学大学院理工学研究科)
「低温希ガスマトリックス単離法と量子化学計算を用いた近赤外スペクトル解析」
14:25〜15:00 藤竹正晴(金沢大学大学院自然科学研究科)
「近赤外ダイオードレーザー分光法による遷移金属ラジカルの低電子励起状態の研究」
15:15〜15:40 大嶋正裕(京都大学大学院工学研究科)
「二酸化炭素の高分子材料中への拡散・溶解挙動の近赤外分光法による解析」
15:40〜16:25 宮澤光博(農業生物資源研究所)
「近赤外領域に現れる水のバンドから考察したデンプンおよびタンパク質の水和特性」
参加申込 当日参加も可能ですが,要旨集を確実にご準備するため,できるだけ 1月22日(月)までに参加の申込をいただけますようお願いいたします。
参加費 会員2000円,非会員4000円,学生(会員500円,非会員1000円)
当日受付でお支払い下さい。
問合せ・
参加申込
高柳正夫(近赤外分光部会幹事)
〒183-8509 東京都府中市幸町3−5−8
東京農工大学 大学院共生科学技術研究院 環境資源共生科学部門
TEL & FAX: 042-367-5614
E-mail: masaot@cc.tuat.ac.jp