平成16年度日本分光学会赤外ラマン部会講習会

日　時	2004年11月12日（金曜日）
場　所	東京大学理学部化学本館5階講堂
協賛（予定を含む）	応用物理学会、日本化学会、日本生化学会、日本生物物理学会、日本物理学会、日本分析化学会
賛助	住商エレクトロニクス（株）、（株）ヒューリンクス
参加費	会員 1000円、非会員 1500円、学生無料（協賛学会員は会員扱いとなります。）
内容	振動分光法は、様々な形態の試料に適用可能であり、分子構造や分子の周りの環境に関する豊富な情報を与えます。このため、物理、化学、生物学などの理学はもちろん、工学、医学などの分野でも広く利用されています。しかし測定された振動スペクトルから情報を適切に引き出すには、分子振動に関する理解のもとに理論計算の結果や様々な系に関して蓄積された経験的事実を併用してスペクトルを解析することが必要となります。講習会では、分子振動を正しく理解することを目的に、多原子分子の振動の概念から始め、最近利用が容易となった量子化学計算を用いた振動解析までを、わかりやすく解説します。これから振動分光法を利用し始める大学院生または企業の研究者技術者の方々を対象とします。

プログラム　

9:30-10:15	「序論：振動スペクトルから何がわかるか」濵口宏夫（東京大学）
10:30-12:30	「多原子分子の振動の取扱いー基準振動入門」伊藤紘一(早稲田大学)
14:00-16:00	「量子化学計算を用いた振動スペクトル解析」鳥居肇（静岡大学）
16:10-18:10	「パソコン上での量子化学計算を用いた振動スペクトル解析の実際」坂本章（埼玉大学）

講習会の内容についての問い合わせ先	広島大学大学院理学研究科化学専攻石橋孝章 taib@hiroshima-u.ac.jp
参加申込期限	資料準備の都合上、11月５日までにお申し込み下さい。期限を過ぎても可能な限り受付けます。
参加申込先	日本分光学会事務局〒101-0063　東京都千代田区神田淡路町1-13　ｲﾝﾀﾞｽﾄﾘｱﾙ･ﾎｰﾙ202号室 Tel 03-3253-2747、Fax 03-3253-2740 E-mail bunko-staf@mbm.nifty.com
申込方法	講習会名称、氏名、所属、連絡先(住所、電話、Fax、E-mail)、所属学会を記入の上、E-mailまたはFaxでお申込下さい。