日本分光学会 赤外ラマン分光部会講演会
「第2回pMAIRSワークショップ:薄膜の分子配向解析を研究に活かす」

日本分光学会の赤外ラマン分光部会では11月22日(水)に,「第2回pMAIRSワークショップ:薄膜の分子配向解析を研究に活かす」と題し,好評だった昨年のpMAIRSワークショップに引き続き,第2回の講演会を開催いたします。

pMAIRS法は,広範囲の薄膜の構造解析に強力な新手法で,FT-IRの分子情報量の豊富さ,測定精度,測定感度を最大限に引き出すことのできるものです。pMAIRS法は,一つの薄膜試料の測定から,各遷移モーメントの面内および面外成分をとらえたIPおよびOPスペクトルを同時に測定できるところに特徴があり,スピンコート法やドロップキャスト法で作製した「非平滑」な薄膜や,「非晶質」の薄膜であっても再現性が高く,官能基ごとに分子配向を定量的に決められるところに大きなメリットがあります。

本セミナーは,pMAIRS法の原理の説明から,最新の発展した解析能力までを,pMAIRS法を使って研究を展開されている研究者によってお話しいただきます。今回は,デバイス開発,高分子化学,界面化学といった異なる分野で揃え,振動分光法の強力な解析能力もご理解いただける構成になっています。産学を問わず活用が急速に広がり始めたpMAIRSを利用した最先端研究を,具体的事例を通じて知る機会にしていただければ幸いです。
主 催 ​公益社団法人 日本分光学会
日 時 平成29年11月22日(水)13:00~17:00
場 所 京都大学化学研究所・総合研究実験棟 講義室2(CB-215)
交 通 JR奈良線黄檗(おうばく)駅 (http://www.kuicr.kyoto-u.ac.jp/sites/about/access/)
参加費 会員:4,000円,一般:8,000円,学生:2,000円
定 員 50名
プログラム ​ 13:00-13:15 開会の辞およびpMAIRS外観 
長谷川 健(京都大)
13:15-13:45 「pMAIRSによる高プロトン伝導性高分子薄膜内の配向同定」
長尾 祐樹(北陸先端大)
13:45-14:15 「液晶性ポリアミド酸エステルの温度可変p-MAIRS測定
石毛 亮平(東工大)
14:15-14:25  休憩
14:25-14:55 「分子認識IoTエレクトロニクスへ向けた単結晶酸化物ナノワイヤ・ 分子間相互作用のpMAIRS測定」
柳田 剛(九大先導研)
14:55-15:25 「赤外吸収MAIRS法によるαゲル塗布膜の分析」
宮原 令二(資生堂)
15:25-15:35  休憩
15:35-15:55  pMAIRS測定装置のご案内
(日本分光およびサーモフィッシャーサイエンティフィック)
15:55-16:25 「有機半導体の分子配向制御と高効率ペロブスカイト太陽電池の開発」
若宮 淳志(京都大)
16:25-16:55 「pMAIRS法の次のステップ」
塩谷 暢貴(京都大)
16:55-17:00  閉会の辞
長谷川 健(京都大)
申し込み方法 ​ E-mail(あて先:htakeshi@scl.kyoto-u.ac.jp)で,
件名(Subject)を「pMAIRSワークショップ参加申込」とし,
(1)申込者氏名,(2) 勤務先名(学生の場合は所属大学名),(3) 所在地,(4) 電話番号,(5) E-mailアドレス,(6) 参加費区分(会員・一般か学生か),を記載してお申し込みください。
申し込み締切り ​定員になり次第,締め切ります。参加人数に余裕がある場合は当日も申込みを受け付けますが,早めの申込みをおすすめいたします。
問い合わせ先 京都大学化学研究所・長谷川健,電話:0774-38-3070,
E-mail:htakeshi@scl.kyoto-u.ac.jp
参加費支払い方法 ​当日,会場入り口にて現金で支払い。つり銭なきよう,ご協力ください。
領収書など 参加費領収書は,当日受付け時にお支払いと引き換えにお渡しします。